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2005年5月20日起工式〜6月中旬
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「竪穴式小屋の舞踏のすすめ」 関戸 朋寛


 天に祈り、地に祈り、心身は浄められ竪穴がつくられる。
 空に向かって開かれた穴の中には何が見えるのだろう? 穴の中には前衛で古典的な舞踏という宇宙が拡がり、至福の静かな音楽が聞こえる。1000年も万年も生き続ける森を抜けて、時間の永遠を刻んだ竪穴に一本の柱を建てればもう舞踏の始まりです。

 たとえどんなに細く軽やかな柱でも、それを立てるのはそれなりに大変な事だ。掘立柱は一本ずつ土で埋められて立つ。そのとき大地に根を張るように、あるいは自分の足を一本埋めるくらいのつもりで立てないと、掘立柱が腐りやすくなるのは欠点かもしれない。通り雨がやさしく大地を濡らした後に穴の中に少し悲しい水溜りをつくることも大変な事だ。
 あらゆるあたりまえでないことに満足を知ってしまうと破産すべき自己というものも無くなってしまう。
 舞踏の予兆です。ぼんやりした予感が期待にまで高揚すると人は二本脚で立っていられなくなる。
 “激しい季節”の到来です。裸足で、四つん這いで、背中は転がり羊水に浮かび、限りなく内的宇宙に飛び出ていく。
 青い空、青い海に蒼ざめ、酒に出逢えば酒に酔い、猫に出逢えば猫と戯れ、夕日に出逢えば夕日に染まり、大水や大雪に出逢い清められ、花になったり、鳥になったり、風に、魚に、虫や石、草、山、河、木になったり、時には変死体となったりして誰に咎められるというのでしょう。
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